
私は、瀬戸内海の離島大崎上島で生まれ育ちました。そこには当たり前のように美しい島の景色があります。
キラキラと輝く朝日、小鳥の鳴き声、豊かな柑橘の実り。幼少期の頃、幼稚園や小学校には1時間以上かけて歩いて登校していたので、途中で小川の水を飲み、虫を捕まえ、ザリガニ釣りなど毎日のようにしたものです。夏には一日中、家の前の海で遊んでいました。
そんな島の豊かな自然の中で幼少期を過ごし、大人になってからは家業である建設会社に勤め、公共工事・まちづくりなどに、長年に渡り従事してきました。
このような経験を重ねる中で、社会の様々な矛盾を感じる様になりました。それは1995年頃から大きくなり、暮らしや生活の問題を何とか出来ないかと、多方面に渡る事業を展開するきっかけとなりました。
そして2022年新たな事業がスタートします。新たな試みとして不動産事業では調和のとれた空間づくりを通して豊かさを感じて頂き、農園事業では心と身体に優しい食を提供し、コミニティシステム全体としては、人の環をつなぐ。そんな幸せな暮らしの仕組みづくり(Design)に取り組んでいきたいと思います。